2017年9月26日火曜日
2017年9月21日木曜日
形埜小学校5年生を対象に木の駅体験を実施
2017年9月21日、額田の形埜小学校5年生を対象に「木の駅体験」の授業を実施しました。この体験は2015年度より毎年実施しており、今年で3回目となります。
5年生はこれまでも森について学習してきたそうですが、まず土場で森のはたらきや間伐の必要性についておさらいします。そして「木の駅」がどんなものなのかを学びました。
準備を整えたら、さっそく森に移動します。間伐の遅れた森では空があまり見えず、森の中が暗くなっている様子を観察しました。
手のこぎりを使って伐倒します。交代しながら受け口と追い口をいれていきました。なかなか切れなくて大変だ!
最後はロープで引っ張って倒します。かかり木になりましたが、みんなで力を合わせて無事に倒すことができました。
2mに玉切りし、ロープとそりを使って道まで引きずり出します。滑車をうまく使うと楽に作業できました。
材は軽トラックで土場まで運び、実際の木の駅と同じように1本ずつ直径を測り出荷伝票に記入します。
今回はヒノキ1本を間伐して2m材が6本取れました。さらに森林ボランティア団体の水守森支援隊から2m材を14本プレゼントしてもらい、合計20本の材を出荷しました。午後からは自分たちでいくらになるか計算したところ、合計2千円ちょっと。森の健康券2枚分になりました。
間伐作業ではみんな結構疲れた様子でしたが、計算してみると思った以上に木材が安くビックリ!それでも災害を防ぐためには森の手入れをしていかなくてはならないのです。
今回の体験をきっかけに身近な森に関心を持ち、森林環境保全や木の活用について考えていってもらえると嬉しいです。
2017年9月1日金曜日
平成29年度岡崎きこり塾 参加者募集中!
岡崎きこり塾は森林整備を担う人材育成を目的とした講座です。
まったく林業に携わったことのない方でも、森林の生態や間伐する木の選び方、チェンソーの使い方や木の伐倒方法などをしっかり学べます。
山を持ってて整備したい方も、山はないけど林業に興味がある方もおススメです!
きこり塾を卒業して木の駅にどんどん出荷している方もいますよ。ぜひお申込みください!
■人工林間伐基礎講座
○日時:平成29年10月7日(土)、14日(土)、21日(土)、28日(土)
各回9時~16時
○場所:森の総合駅(岡崎市樫山町)および千万町町の山林
○参加費:2,000円 (別途保険料800円)
○定員:15名
■人工林間伐実践講座
基礎講座修了者、もしくはチェンソー講習修了者が対象です。
○日時:平成29年11月11日(土)、18日(土)、25日(土)、12月2日(土)
各回9時~16時
○場所:森の総合駅(岡崎市樫山町)および千万町町の山林
○参加費:2,000円 (別途保険料800円)
○定員:15名
【お問い合わせ・申し込み先】
岡崎市環境部環境政策課
TEL:0564-23-6921
FAX:0564-23-6536
2017年8月26日土曜日
森に育・行く 木の駅体験を実施しました!
8月19日(土)、岡崎市鳥川町で「森に育・行く 木の駅体験」を実施しました。
今回の企画はおかざき世界子ども美術博物館で開催中の「杉山明博 造形の世界展 木とあそぼ」の関連イベントです。
木のおもちゃに触れるだけでなく、その木が生えている森にも親しみをもってもらおうということで親子向けに木の駅体験のイベントを実施しました。
まずは岡崎市ホタル学校に集合し、森の環境や働き、間伐の大切さ、木の駅プロジェクトの趣旨についてクイズ形式で勉強しました。
木の駅プロジェクトについて理解が深まったところで、森に移動して体験です!3グループに分かれてまずは伐倒をします。森の状態を観察したり、受け口や追い口の作り方を講師に教わります。
交代しながら手のこぎりで丸太を伐ります。木を倒すのは初めてのご家族ばかりでしたが、だんだんと手のこぎりの扱いに慣れていったようです。
最後はみんなでロープを引っ張って倒します。大きな音と共に木が倒れる様子は圧巻!その迫力と達成感に思わず拍手が起こりました。木を倒したら玉切するため、メジャーで測りながら印をつけます。
長さ2mの丸太になるように印をつけたところを切っていきます。切る向きを間違えるとのこぎりが挟まってしまうので要注意!
ここからが一番大変な搬出です。スリングを巻き付けてみんなで引きずり降ろします。頑張れ~!
運び出したら軽トラックに積み込んで、直径を測って伝票に書き込みます。イベントとはいえ、木の駅で実際に出荷者の方がやっている作業をそのまま体験してもらいました。
お昼休憩を挟んだら、今度は出荷した木がいくらになるのかを計算してみました。今回は20人で半日頑張って合計2400円弱!山仕事は大変なのです。
今回は特別に森の健康券を1枚ずつ各家族にプレゼントしました。実際にお店で買い物するまでが木の駅体験です!ぜひ帰りがけに額田のお店でおいしい物を買っていってください。
今回の企画は皆さんに楽しんでいただけたようで何よりです!木を倒してお金を稼ぐなんて、普段の生活の中ではめったにできる体験ではないかと思います。
これを機会に、森のこと、木のことにもっともっと関心を持ってもらえたら嬉しいです。ご参加くださった皆様、協力いただいたスタッフの皆さま、ありがとうございました!
今回の企画はおかざき世界子ども美術博物館で開催中の「杉山明博 造形の世界展 木とあそぼ」の関連イベントです。
木のおもちゃに触れるだけでなく、その木が生えている森にも親しみをもってもらおうということで親子向けに木の駅体験のイベントを実施しました。
交代しながら手のこぎりで丸太を伐ります。木を倒すのは初めてのご家族ばかりでしたが、だんだんと手のこぎりの扱いに慣れていったようです。
最後はみんなでロープを引っ張って倒します。大きな音と共に木が倒れる様子は圧巻!その迫力と達成感に思わず拍手が起こりました。木を倒したら玉切するため、メジャーで測りながら印をつけます。
長さ2mの丸太になるように印をつけたところを切っていきます。切る向きを間違えるとのこぎりが挟まってしまうので要注意!
ここからが一番大変な搬出です。スリングを巻き付けてみんなで引きずり降ろします。頑張れ~!
運び出したら軽トラックに積み込んで、直径を測って伝票に書き込みます。イベントとはいえ、木の駅で実際に出荷者の方がやっている作業をそのまま体験してもらいました。
お昼休憩を挟んだら、今度は出荷した木がいくらになるのかを計算してみました。今回は20人で半日頑張って合計2400円弱!山仕事は大変なのです。
今回は特別に森の健康券を1枚ずつ各家族にプレゼントしました。実際にお店で買い物するまでが木の駅体験です!ぜひ帰りがけに額田のお店でおいしい物を買っていってください。
今回の企画は皆さんに楽しんでいただけたようで何よりです!木を倒してお金を稼ぐなんて、普段の生活の中ではめったにできる体験ではないかと思います。
これを機会に、森のこと、木のことにもっともっと関心を持ってもらえたら嬉しいです。ご参加くださった皆様、協力いただいたスタッフの皆さま、ありがとうございました!
2017年8月24日木曜日
額田木の駅ニュース 第1号を発行しました!
今年度より、額田木の駅の会報誌「額田木の駅ニュース」を発行する運びとなりました。木の駅の最新状況や様々な取り組みを発信します。
2017年8月に記念すべき第1号が発行されました。以下の画像をクリックするとPDFファイルが表示されます。
2017年8月に記念すべき第1号が発行されました。以下の画像をクリックするとPDFファイルが表示されます。
2017年6月8日木曜日
林業新知識に間伐こもれび会が紹介されました
林業新知識の2017年7月号に、額田木の駅プロジェクトに出荷登録している「間伐こもれび会」が紹介されました。
間伐こもれび会は毎週額田の山に入り間伐を進めている安城を拠点にしたボランティア団体です。額田木の駅にも積極的に出荷いただいているほか、間伐材で積み木を作って保育園等に寄贈する活動も行っています。
材の搬出は大変な作業ですが市販のウィンチは高額です。そこで中古の農機具を自分たちで改造してウィンチを作ってしまいました。
自作ウィンチは3月に行われた木の駅サミットin岡崎で大きな注目を集め、今回全国誌デビューとなりました!これからのさらなる活躍に期待します。
林業新知識・掲載号の購入はこちら
間伐こもれび会のホームページはこちら
2017年6月3日土曜日
2017年5月17日水曜日
祝・額田木の駅2周年&3年目突入!
2017年5月3日水曜日
林野庁長官賞の受賞を内田市長に報告しました
平成29年4月24日(月)、額田林業クラブが今年2月に全国林業グループコンクールに参加し、林野庁長官賞を受賞した旨を岡崎市の内田康宏市長に報告しました。
額田林業クラブは昭和51年に結成して約40年の実績があり、ヒノキの優良材の生産、女性部によるつまもの事業、小中学生への環境教育、地域材利用の推進など様々な活動に取り組んできました。額田木の駅プロジェクトの立ち上げも額田林業クラブの有志が中心となっています。
額田木の駅プロジェクトは設立時より岡崎市から支援をいただいております。内田市長からは地域材の活用は取り組んでいきたいとのお話をいただき嬉しく思いました。
額田林業クラブは昭和51年に結成して約40年の実績があり、ヒノキの優良材の生産、女性部によるつまもの事業、小中学生への環境教育、地域材利用の推進など様々な活動に取り組んできました。額田木の駅プロジェクトの立ち上げも額田林業クラブの有志が中心となっています。
額田木の駅プロジェクトは設立時より岡崎市から支援をいただいております。内田市長からは地域材の活用は取り組んでいきたいとのお話をいただき嬉しく思いました。
2017年3月9日木曜日
第6回木の駅サミットin岡崎開催
平成29年3月3日(金)~4日(土)、愛知県岡崎市の愛知県野外教育センターにて「第6回木の駅サミットin岡崎」が開催されました。
木の駅サミットは全国各地で木の駅に取り組んでいる・あるいはこれから取り組もうとしている方の情報交換会です。今年度は額田木の駅プロジェクトがホストとなり実施しました。
始めのプログラムは現地視察。間伐を行ったことでミツマタが広がった群生地と、木下町の土場を見学しました。
会場に戻ったら開会式です。岡崎市長の内田様、市議長の原田様、市議の荻野秀範様も駆けつけてくださいました。
木の駅アドバイザーの丹羽健司氏より、これまでの木の駅サミットの経緯と今回の趣旨について説明。既に全国で100地域くらいで木の駅が動いている、あるいは始まろうとしているそうです。
続いては各木の駅の紹介&情報交換を行いました。今回は「おもしろパク覧会」と称し、各団体がブースを設けてのぼりやチラシ、独自のグッズなど様々な展示を行いました。良いところはどんどんお互いに真似しあうのが木の駅スタイルです。
あちこちのテーブルで話に花が咲きます。木の販路、事務局運営、技術&安全管理、境界調査など、課題だらけだからこそ話題は尽きません。
木の駅アドバイザーの丹羽健司氏より、これまでの木の駅サミットの経緯と今回の趣旨について説明。既に全国で100地域くらいで木の駅が動いている、あるいは始まろうとしているそうです。
続いては各木の駅の紹介&情報交換を行いました。今回は「おもしろパク覧会」と称し、各団体がブースを設けてのぼりやチラシ、独自のグッズなど様々な展示を行いました。良いところはどんどんお互いに真似しあうのが木の駅スタイルです。
あちこちのテーブルで話に花が咲きます。木の販路、事務局運営、技術&安全管理、境界調査など、課題だらけだからこそ話題は尽きません。
そのまま夜の懇親会に突入。ベテラン林業家、素人山主、地域おこし協力隊、行政、ボランティア団体など、立場も地域も年齢もごちゃごちゃですが、真剣な議論で会場は熱気に満ちていました。
二日目の早朝プログラムは「間伐こもれび会」の自作したウィンチによる搬出デモ。機械がないと出せない→機械が高くて買えない→じゃあ自分たちで作ってしまえ!と耕運機を改造して自作のウィンチを作ってしまいました。これには皆さんビックリ!
二日目は分科会を行いました。今回のサミットはIターンや地域おこし協力隊といった若者・ヨソモノと木の駅の関係がテーマです。各地から集まった地域おこし協力隊や若者・移住者限定の分科会では普段の悩みやどうやって田舎で生業を創り出していくかなど、真剣な意見交換が行われました。
最後は全体での共有。各地のノウハウや悩み、そしてこんな方法があるのではという可能性など議論は尽きることが無く、メモ書きの板書はすぐに一杯になりました。
2日目は昼で解散となりましたが、午後からはオプションプログラム。みかわエコ薪の倉庫の見学&地元の美林見学チームと、ウッドデザインパーク見学チームに分かれて視察を行いました。
あっという間に二日間が終わりました。サミット冒頭、丹羽氏より示された山主の抱える5重苦…境界、知識、技術、評価、売り方という課題は木の駅に留まらないとても大きな問題で、この二日間だけですぐに解決が出るものではありません。あとは各自が各地に今回の学びを持ち帰り、知恵と工夫で少しずつチャレンジしていくしかないのでしょう。
山仕事と同じで、大変なことは1人でやれば苦しくなりますが、みんなでやれば面白くなるものです。木の駅は地域の山の仲間づくりであるように、木の駅サミットは全国の山の仲間づくりの場です。今回のサミットで生まれたつながりが、木の駅の、そして全国各地の山と地域の新たな活力につながることを期待します。
最後に、遠路はるばるご来場いただいた皆様、そしてサミット実施に協力いただいた皆様にあらためて御礼申し上げます。ありがとうございました、また会いましょう!
(額田木の駅プロジェクト・唐澤)
![]() |
3月4日付 中日新聞 |
![]() |
3月5日付 読売新聞 |
2017年2月28日火曜日
平成28年度全国林業グループコンクールにて林野庁長官賞受賞!
平成29年2月27日、東京のオリンピックセンターで開催された「平成28年度全国林業グループコンクール」(主催:全国林業研究グループ連絡協議会)にて、額田林業クラブとして発表を行い林野庁長官賞を受賞しました!
発表の中では額田林業クラブがこれまで取り組んできた間伐体験や地域材利用の推進について紹介。そして新たな取り組みとして始まった額田木の駅プロジェクトや子ども木の駅体験、小学生のデザインによる森の健康券の取り組みについてプレゼンテーションを行い、森林の再生と地域経済の活性化を結びつけた取り組みが評価されました。
30年以上にわたり額田の森を守り続けてきた額田林業クラブの大先輩方の熱意に敬意を表するとともに、木の駅プロジェクトにご支援・ご協力いただいている皆様に改めて御礼申し上げます。この成果を励みに、プロジェクトのさらなる発展を目指したいと思います。ありがとうございました。
額田林業クラブ・額田木の駅プロジェクト事務局長 唐澤晋平
2017年2月18日土曜日
2017年2月3日金曜日
出荷量2000t&地域通貨1100万円突破!
2月2日に定例の実行委員会を開催しました。
平成29年2月現在、今年度の出荷量は1233t。森の健康券の発券量は7003枚(700万円相当)です。
ちなみに、昨年度の実績は出荷量841トン、森の健康券は479万円分の発券でした。
2年間の実績を合計すると出荷量は2000t超、森の健康券は1100万円以上流通したことになります。
2000tの木材がどのくらいの量かと言えば、15㎝の太さの2m材なら約6万本です。
この木を道路に並べていくと120㎞ほどになり、岡崎⇔名古屋間を往復できる距離になります。
今回の定例会では特別ゲストとして穂の国森林探偵事務所の高橋啓さんにお越しいただき、GPSを利用した森林境界調査や山主への森林経営のサポートなどの取り組みをご紹介いただきました。遅くまでありがとうございました!
2017年1月18日水曜日
第6回木の駅サミットin岡崎3/3~3/4 開催決定!
全国各地で木の駅プロジェクトに取り組んでいる(取り組もうとしている)有志が集い、熱く情報交換を行う「木の駅サミット」。
6年目となる今回は、なんと額田木の駅プロジェクトが受け入れホストとなり「第6回木の駅サミット in 岡崎」が開催されることになりました!
日時は3月3日(金)~4日(土)、場所は岡崎市千万町町の愛知県立野外教育センターです。
詳細は木の駅ポータルサイトよりご覧ください!
6年目となる今回は、なんと額田木の駅プロジェクトが受け入れホストとなり「第6回木の駅サミット in 岡崎」が開催されることになりました!
日時は3月3日(金)~4日(土)、場所は岡崎市千万町町の愛知県立野外教育センターです。
詳細は木の駅ポータルサイトよりご覧ください!
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