2017年9月21日木曜日
形埜小学校5年生を対象に木の駅体験を実施
2017年9月21日、額田の形埜小学校5年生を対象に「木の駅体験」の授業を実施しました。この体験は2015年度より毎年実施しており、今年で3回目となります。
5年生はこれまでも森について学習してきたそうですが、まず土場で森のはたらきや間伐の必要性についておさらいします。そして「木の駅」がどんなものなのかを学びました。
準備を整えたら、さっそく森に移動します。間伐の遅れた森では空があまり見えず、森の中が暗くなっている様子を観察しました。
手のこぎりを使って伐倒します。交代しながら受け口と追い口をいれていきました。なかなか切れなくて大変だ!
最後はロープで引っ張って倒します。かかり木になりましたが、みんなで力を合わせて無事に倒すことができました。
2mに玉切りし、ロープとそりを使って道まで引きずり出します。滑車をうまく使うと楽に作業できました。
材は軽トラックで土場まで運び、実際の木の駅と同じように1本ずつ直径を測り出荷伝票に記入します。
今回はヒノキ1本を間伐して2m材が6本取れました。さらに森林ボランティア団体の水守森支援隊から2m材を14本プレゼントしてもらい、合計20本の材を出荷しました。午後からは自分たちでいくらになるか計算したところ、合計2千円ちょっと。森の健康券2枚分になりました。
間伐作業ではみんな結構疲れた様子でしたが、計算してみると思った以上に木材が安くビックリ!それでも災害を防ぐためには森の手入れをしていかなくてはならないのです。
今回の体験をきっかけに身近な森に関心を持ち、森林環境保全や木の活用について考えていってもらえると嬉しいです。
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