生平小学校はもともと愛鳥活動に力を入れている学校で、鳥だけでなく周囲の森林環境のことも学んでいきたいと6年生の担任の先生から依頼を受けたのが始まりです。
5・6年生を対象に、講師は森の健康診断出前隊3名、水守森支援隊より3名、そして額田木の駅プロジェクトより2名が対応しました。1日使って、子どもの森の健康診断のすべての項目を調査しました。場所は学校の裏山です。
紙芝居で森の役割を説明 |
目を閉じて森を感じる |
植生調査。どんな植物が生えているかな? |
木の密度調査。約4mの釣竿を大人が持って円を描くと約100平米になる |
胸の高さで木の太さを測る |
手のこぎりで伐倒体験 |
間伐したことで空が開いた! |
樹高と立木密度から判定した健康診断の結果は、3グループのうち2グループが「やや混んでいる」、1グループが「ちょうどよい」でした。
子どもたちからは、思ったより木を倒すのが大変だったとか、一本倒すだけで空が明るくなって驚いたといった感想がありました。
今回の健康診断の結果を受けて、これから子どもたちは間伐したことでどう森が変わっていくかを予想し、どうしたら森をもっと健康にできるか考えていくそうです。頑張ってください!
今回は森の健康診断のリーダー育成も兼ねての授業で、私たちも指導の流れがわかり勉強になりました。森の健康診断出前隊の皆さま、ありがとうございました。
からさわ
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