2016年12月21日水曜日

2月19日(日) ウィンク愛知にて講演会開催

2017年2月19日(日)に名古屋のウィンク愛知にて開催される「もう一度つながる森と私たちの暮らし(主催:日本自然保護協会)」にて、額田木の駅プロジェクト事務局長の唐澤が講演を行います。

「地域を元気に!額田木の駅プロジェクトの挑戦」と題し、木の駅アドバイザーとして知られる丹羽健司氏と並んで事例発表を行います。

どなたでも参加できますので、関心のある方は下記の画像をクリックしてチラシをご覧ください。



2016年10月23日日曜日

森の健康券のデザインがリニューアル!



平成28年度10月より、森の健康券のデザインが大幅にリニューアルされました!

地域の子ども達に木の駅や森林に興味をもってもらおうと地元の小学校にお声掛けしたところ、豊富小学校の生徒より26点のデザインを応募いただきました。

実行委員会での投票の結果、上掲の加藤大地くんのイラストが採用されました!間伐することで森に光が差し、豊かな水を育む様子がうまく表現されていると思います。

3月末までこのデザインの森の健康券が利用されます。ご協力いただいた豊富小学校の皆様、ありがとうございました。

2016年10月11日火曜日

間伐・間伐材利用コンクールで間伐推進中央協議会会長賞を受賞!



間伐・間伐材利用推進ネットワークが主催する「間伐・間伐材利用コンクール2016」において額田木の駅プロジェクトが間伐推進中央協議会会長賞を受賞しました!

上記画像クリックで結果発表のHPを開きます。

※間伐・間伐材利用コンクールとは?

「間伐・間伐材利用コンクール」は、間伐や間伐材利用に関する多様な実践例やアイディア製品を募集し、広く一般に紹介することを通じて間伐の推進や間伐材の利用拡大に貢献し、森を健康にし、日本を元気にするために実施するものです。

(NPO法人エコロジーオンラインHPより)


10月21日(金)の午後から東京のコープビル5Fにて表彰式も行われ、額田木の駅プロジェクトの取り組みが全国に発信されます!

2016年9月21日水曜日

形埜小学校で木の駅体験を実施!

平成28年9月21日(火)、形埜小学校5年生10名を対象に木の駅体験を実施しました。木の駅体験では間伐し、木材を搬出し、土場に出荷し、森の健康券をもらうという木の駅の一連の流れを実際に体験します。


 形埜小学校では前年度にも5年生を対象に木の駅体験を実施しており、校長先生からぜひ今年もやりたいというリクエストをいただいて実施する運びとなりました。


開会式では森が荒れている現状や間伐の必要性、森の持つ働きについてお話をしました。ちょうど台風16号が通過した翌日なので、森が洪水や土砂災害から私たちの暮らしを守ってくれることが実感を持って伝わったのではないかと思います。


準備運動を終えたらさっそく2班に分かれて間伐を行いました。手ノコギリを使って受け口・追い口を作っていきます。受け口の斜め切りにみんな苦戦していました。交代しながらチームワークで伐っていきます。頑張れ!


追い口を入れ終えたら、ロープと滑車を使ってみんなで引っ張って倒します。少し他の木にかかってしまいましたが、みんなで協力して安全に倒すことができました。


間伐をした場所から見上げると、木が立っていた場所から空がぽっかり見えました。間伐をして森の中に光を入れるということの意味がよく分かりますね。

続いては搬出です。ロープと滑車、スキッドコーンをうまく使い、少ない力でも効率よく運べるように準備しました。こちらも力を合わせてどんどん運び出しました。


道沿いまで運び出したら、軽トラに積み込みます。結構太い材もあるので気を付けて!


土場まで運んだら、今度は検尺します。一本一本末口の直径を測り、出荷伝票に記録していきます。木の駅の出荷者が実際にやっているのと全く同じ流れです。


お昼ごはんを挟んで、午後からは出荷した木材がいくらになるのかを計算します。直径と長さから体積を計算し、重量に換算してすべての丸太の金額を計算しました。

結果は2027円!森の健康券2枚分です。近いうちに学校の側にあるお店に買い物にいくそうです。


最後の質問コーナーでは、人工林にはどんな種類の木があるのか、天然林と人工林はどちらが良いのか、なぜ人工林をたくさん増やしたのかなど、とても鋭い質問がたくさん出てびっくりしました。

感想としては、木を伐ること自体が初めての子が多く、のこぎりで伐る大変さが強く印象に残ったようです。それでも倒れたときの達成感や思ったより高く売れることが嬉しかったそうで、またおじいちゃんと一緒に木を伐ってみたいという子もいました。

ぜひこれをきっかけに毎日目にする森の環境に目を向けて、どうすれば地域の森を健康にしていくことが出来るのか考えていってもらえると嬉しいです!

形埜小学校の皆さま、伐採指導にご協力いただいた水守森支援隊の皆さま、ありがとうございました!

2016年9月6日火曜日

間伐こもれび会が額田の保育園に木製つみきを寄贈!

間伐こもれび会は安城を拠点に活動する森林ボランティア団体です。額田木の駅の出荷者になっており、毎週のように額田の山まで来ては間伐の遅れた森林の手入れを行ってくれています。

額田ヒノキのつみき
9月2日、間伐こもれび会のメンバーが額田の木をつみきに加工し、額田の豊富保育園に寄贈を行いました。その数何と3000個!額田木の駅のメンバーも関係者として参加させていただきました。

つみきを広げるとヒノキの良い香り!
つみきが箱から出されると子どもたちは大喜びで塔や家などを作りはじめました。

子どもたちの創造力にはびっくり
一つ一つ丁寧に面取りされたつみき、制作にはとんでもない労力がかかっていることが想像できます。子どもたちに木の良さを伝えようとする情熱には頭が下がります。


このつみき、なんと豊富保育園だけでなく額田地域内のすべての保育園に順次寄贈が行われることになっています。ちょっとでも木が好きな子どもたちが増えてくれることを期待します!

翌日中日新聞でも紹介されていました
間伐こもれび会の皆様、ありがとうございました。今後とも額田の森林再生のためにご協力よろしくお願いします。





2016年9月3日土曜日

ウッドデザインパークで定例会&H28年度前期まとめ

平成28年9月1日(木)、毎月定例の木の駅実行委員会を岡崎市鍛埜町に新たにオープンするウッドデザインパークにて開催しました。

シンボルのツリーハウス
ウッドデザインパークは名古屋に本社を置くリフォーム会社・ニッカホームが運営する施設です。ニッカホームはウッドタイルという杉材をタイル状に加工した内装材を新たに開発しました。

もともとは料亭だった建物をリノベーションしており、ウッドタイルのショールームも兼ねた交流拠点として10月頃にオープンする予定です。

今回は特別編としてウッドデザインパークの見学会を兼ねて定例会を実施しました。ニッカホームの方は地域と一体となって施設を盛り上げていきたいとのことで、今後の展開に期待をしています。

木質内装材「ウッドタイル」の展示
定例会の様子
定例会の中では10月以降に使用する森の健康券のデザインの選定も行いました。豊富小学校の子どもたちが書いてくれたイラストに各自投票を行い、一番人気だったものをデザインとして採用します。どんなものが出来上がるか、お楽しみに!

森の健康券後期デザインの投票
そして平成28年前期(4月~8月)の出荷状況は以下の通りです。

●合計出荷量:823トン

●森の健康券:4674枚発券(467万円相当)

次回の定例会は通常通り、10月6日(木)18時半よりぬかた会館にて行います。

2016年8月18日木曜日

中日新聞に掲載されました!


平成28年8月16日付の中日新聞県内版に額田木の駅プロジェクトが大きく取り上げられました。

プロジェクト開始より1年、大きな成果を収めている一方で様々な課題も浮かび上がってきた様子が紹介されています。

2016年7月30日土曜日

山本恵一氏が農林水産大臣賞を受賞!

岡崎市制だより 平成28年8月1日号より
額田木の駅プロジェクトの副委員長である山本恵一氏が、国土緑化推進機構の緑化功労者表彰に置いて、最高位の農林水産大臣賞を受賞されました!

山本氏は長年額田林業クラブの会長として優良材の生産や小中学生への森林環境教育に取り組んでおり、額田木の駅の立ち上げに際しても中心的な役割を果たしました。おめでとうございます!

2016年7月9日土曜日

6月末までの出荷状況


平成28年6月末までの出荷状況と森の健康券の発券量を報告します。

■6月中の出荷
 出荷木材 :76トン
 森の健康券:433枚 (43万3千円相当)

■平成28年度の合計
 出荷木材 :697トン
 森の健康券:3958枚 (395万3千円相当)

先月までに比較して出荷量はやや減少傾向ですが、今年度予算1000tの約7割に達しています。

大変暑い日が続きますので、熱中症に注意して作業ください。

2016年6月14日火曜日

5月末までの出荷状況

平成28年5月末までの出荷状況の報告です。

■5月中の出荷状況
出荷量:115トン
森の健康券発券枚数:654枚(65万4千円相当)

■平成28年度合計
出荷量:621トン
森の健康券発券枚数:3525枚(352万5千円相当)

冬の間に伐りためたものが一気に出荷されているため、開始2ヶ月で既に今年度目標1000tの6割を超えるペースでの出荷となっています。

農繁期に入り、木を伐る時期でもなくなったため出荷は一旦落ち着いてきていますが、今年も早い段階で1000tを超えることが見込まれます。

2016年6月6日月曜日

生平小学校で森の健康診断を実施しました

6月6日(月)、岡崎市の生平(おいだいら)小学校にて森の健康診断を実施しました。森の健康診断とは市民参加で人工林の環境調査を行う手法で、楽しく調査しながらもちゃんと為になるのが特徴です。

生平小学校はもともと愛鳥活動に力を入れている学校で、鳥だけでなく周囲の森林環境のことも学んでいきたいと6年生の担任の先生から依頼を受けたのが始まりです。

5・6年生を対象に、講師は森の健康診断出前隊3名、水守森支援隊より3名、そして額田木の駅プロジェクトより2名が対応しました。1日使って、子どもの森の健康診断のすべての項目を調査しました。場所は学校の裏山です。

紙芝居で森の役割を説明
目を閉じて森を感じる
植生調査。どんな植物が生えているかな?
木の密度調査。約4mの釣竿を大人が持って円を描くと約100平米になる
胸の高さで木の太さを測る
手のこぎりで伐倒体験
間伐したことで空が開いた!
樹高と立木密度から判定した健康診断の結果は、3グループのうち2グループが「やや混んでいる」、1グループが「ちょうどよい」でした。

子どもたちからは、思ったより木を倒すのが大変だったとか、一本倒すだけで空が明るくなって驚いたといった感想がありました。

今回の健康診断の結果を受けて、これから子どもたちは間伐したことでどう森が変わっていくかを予想し、どうしたら森をもっと健康にできるか考えていくそうです。頑張ってください!

今回は森の健康診断のリーダー育成も兼ねての授業で、私たちも指導の流れがわかり勉強になりました。森の健康診断出前隊の皆さま、ありがとうございました。

からさわ

2016年6月5日日曜日

平成27年度事業報告書を公開します

額田木の駅プロジェクトの平成27年度の事業報告書を公開します。

出荷状況や商店での利用状況、収支報告などを取りまとめました。

以下の画像をクリックするとPDFファイルがダウンロードできます。

2016年5月12日木曜日

額田木の駅プロジェクトのブログを開設しました!

平成27年5月の開駅式

額田木の駅プロジェクトは愛知県岡崎市額田地域を中心に、平成27年5月より始まった間伐の推進と地域経済の活性化を目的とした取り組みです。詳しい仕組みは上のメニューからご覧ください。

プロジェクトが動き出して1年が経ち、これまでに出荷された木材はのべ1300t以上ととても大きな成果を収めています。今後さらなるプロジェクトの発展をめざし、情報発信のためにブログを開設しました。

木材の出荷状況やプロジェクトに関連した取り組みを随時紹介していきたいと思います。

よろしくお願いします。